来たるべきIoT時代には、自動車や医療機器、電気・水道・ガスなどライフライン、交通インフラといった生きるために欠かせないシステムが、インターネット経由で管理・制御される。豊かな生活や社会を生み出す仕組みであることは確かだが、システムの破壊、不正操作、情報漏洩を目論むハッカーの眼にも便利で魅力的なものに映っているはずだ。

 ICT業界では、ハッカーとの熾(し)烈な戦いが日々繰り広げられている。そしてその最前線は、ICT機器以外のあらゆるモノへと拡大していく。2013年にはトヨタ自動車の「プリウス」と米Ford Motor社の「Escape」、2013年には心臓ペースメーカーと、抜き差しならない機器でのハッキング成功事例が報告されている。さらに2010年には、米国とイスラエルの機関が仕掛けたとされるイランの核施設を対象にしたサイバー攻撃「Stuxnet事件」が発覚、インフラ関係業界を震撼させた。

 今回のテクノ大喜利では、IoT時代のセキュリティー対策を、半導体メーカーの商機という切り口から検討していただいた(表1)。

表1 「IoTセキュリティーの攻め所」をテーマにしたテクノ大喜利での回答
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