写真提供:Audi社、Daimler社、富士重工業
[画像のクリックで拡大表示]

渋滞時でも先行車に追従して走行できる新しい運転支援システムに注目が集まっている。既存の機能と組み合わせることで、全速度域でアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作支援が可能になる。ただ、依然として運転の責任は運転者にある。過信をうまく抑えることこそが、より高度な自動運転システムへの近道だ。

 運転支援システムの進化・普及に伴い、運転者の“過信”を防ぐ取り組みの重要性が高まっている。

 2016年5月、米Tesla Motors社の「モデルS」が運転支援システム「オートパイロット」を作動中に衝突事故を起こし、運転者が死亡した。事故原因の詳細は不明だが、車両周囲の障害物を監視して運転に責任を持たなければならないのは、従来通り運転者だ。しかし、運転者は同システムを過信してしまったと見られる。アクセル・ブレーキ・ステアリングの操作を支援する機能があれば、「周囲の監視まで含めて運転をシステムに任せてしまおう」と考えるユーザーがいても不思議ではない。

 2016年7月には、米大手消費者団体のConsumer ReportsがTesla社に対して「オートパイロットという名前は運転者に誤解を与える。しかも数分間も手放し運転できるようにしている」との声明を出した。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経Automotive」定期購読者もログインしてお読みいただけます。有料会員(月額プラン)は申し込み初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら