トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が、11年振りに全面改良したセダン「LS」(図1)。その5代目に、同社は自動操舵回避支援機能や後方歩行者対応の自動ブレーキといった市販車としては世界初のものを含む高度な予防安全技術や、自動車線変更支援を含む高速道路向けの高度運転支援技術を装備した(図2、3)。

図1 トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の新型セダン「LS」
全長5235×全幅1900×全高1450(FR)/1460(4WD)mmで、ホイールベースは3125mm。ガソリンエンジン車の「LS500」とハイブリッド車の「LS500h」がある。価格は980万円(税込み)から。
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図2 自動操舵回避支援機能を世界で初めて搭載
自動ブレーキだけでは衝突の可能性が高く、操舵制御によって衝突を回避できるとシステムが判断した場合は、警報と自動ブレーキに加えて自動で操舵を制御して衝突を回避・軽減する。標準仕様車以外に標準で装備する。
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図3 後方歩行者対応の自動ブレーキを世界で初めて搭載
(a)後退時に自車後方に歩行者を検知した場合、歩行者の存在をディスプレーに表示するとともに、後方のブザーで知らせる。(b)さらに、その歩行者と衝突する可能性が高いと判断した場合に自動でブレーキをかける。
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 「全長が長くて存在感がある」。5代目LSを見た最初の印象だ。全長は5235mm、全幅は1900mm、全高はFR(前部エンジン・後輪駆動)車が1450mm、4WD(4輪駆動)車が1460mm、ホイールベースは3125mm。先代のロング仕様車よりも全長で25mm、ホイールベースで35mm伸びた。しかも、セダンでありながら、クーペのような外観がさらにその長さを際立たせる。そして、ねじり剛性を高めたプラットフォームと、後述の2種類のパワートレーンによって、気持ちの良い走りを追求する。

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