欧米Fiat Chrysler Automobiles(FCA)社は2017年12月、「Jeep」ブランドの小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「コンパス」を日本で発売した(図1)。100カ国以上で販売する世界戦略車だ。「Fiat」ブランドが培ってきた小型車技術の多くを活用しつつ、“都市型Jeep”を表現した。

図1 初の全面改良を実施した小型SUV「コンパス」
外観はJeepブランドの最上位モデル「グランドチェロキー」のデザインを踏襲した。外形寸法は全長4400×全幅1810×全高1640mmで、ホイールベースは2635mm。
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 イタリアFiat社と米Chrysler社が経営統合してFCA社が誕生したのは2014年。小型車や欧州市場に強いFiat社と、大型車を北米市場中心に展開するChrysler社が一つになった。今回の新型コンパスは、両社の強みを融合した成果物と言えそうだ。

 外観はJeepブランドの最上位車「グランドチェロキー」のデザインを踏襲した。都市部での取り回しの良さを高めるため、先代車から全長を75mm短くした。価格は、FF(前部エンジン・前輪駆動)の2WD(2輪駆動)車が323万円から。パートタイム式の4WD(4輪駆動)車は419万円となる。

 競合車種は、ドイツVolkswagen社「ティグアン」やフランスPeugeot社「3008」など。国内市場では、トヨタ自動車「ハリアー」やマツダ「CX-5」からの乗り換えを狙う。

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