ホンダは小型ミニバンの新型「フリード」を、2016年9月16日に発売した(図1)。先代モデルより全長を50mm長くして、室内空間を広くした他、ハイブリッド機構を刷新して燃費を先代より約26%高めた。電池の形状を改良し、4WD(4輪駆動)のハイブリッド車(HEV)を用意した。

図1 新型「フリード」
8年振りの全面改良。先代よりも室内を広く、燃費を改善した。
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 8年ぶりに全面改良した新型には、3列シート車と2列シート車がある。いずれもHEVとガソリンエンジン車を用意した。今回の改良のポイントについて、開発責任者である本田技術研究所四輪R&Dセンター主任研究員の田辺正氏は、「車内を広くしたこと」「燃費を改善したこと」「4WDのHEVを用意したこと」を挙げる。

 日本の小型ミニバン市場は年間約10万台で推移しており、トヨタ自動車が2015年7月に発売した新型「シエンタ」がトップシェア(市場占有率)を握る。新型フリードの最低価格はシエンタに比べてガソリン車で約19万円、HEVで約3万円高い。ホンダは価格以外の面で、子育て層や中型ミニバンからの乗り換え層などに訴求する。

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