スズキは、ハイトワゴンの軽自動車「スペーシア」を全面改良して2017年12月に発売した(図1)。同市場で圧倒的な人気を誇るのがホンダの「N-BOX」だ。新型スペーシアは、室内空間の拡張と安全装備の充実を武器に、最強のライバルに戦いを挑む。

図1 全面改良したスズキのハイトワゴンの軽自動車「スペーシア」
室内空間の拡大と安全機能の向上を進めた。標準車の「スペーシア」(右)と内外装を変更した「同カスタム」(左)を用意する。月間販売目標は合計で1万2000台。
[画像のクリックで拡大表示]

 初代の登場から4年10カ月、急いで全面改良を実施した。N-BOXは2017年9月に全面改良したが、5年9カ月の期間をかけて刷新している。N-BOXは室内空間や外観デザインの“大きさ感”が受け、2017年に日本で最も売れたクルマになっていた。

 「少しずつだが、N-BOXから乗り換える顧客も出てきた」。新型スペーシアの開発責任者を務めた鈴木猛介氏(同社四輪商品第一部チーフエンジニア)は手応えを口にする。「燃費を犠牲にしてでも室内空間を広くした」(同氏)決断が奏功したという。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経Automotive」定期購読者もログインしてお読みいただけます。今なら有料会員(月額プラン)は12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら