「仕様に合わせて擦り合わせて設計するというスタイルから、幾つかある標準品の選択肢を組み合わせるというスタイルへと変更した」。横河電機IAプラットフォーム事業本部 共通技術開発センター シニアエキスパートの津曲哲郎氏はこう語る。同社は特注対応で設計していた製品を、「標準品」の組み合わせで顧客の要求仕様を満足できる「組み合わせ製品」とすることで、納期やコストを削減するとともに受注機会の拡大につなげようとしている。

 組み合わせ製品の提案に向けた業務改革プロジェクトを通じて、組み合わせを自動選定するツールも開発。改革プロジェクトの第1弾となるダイアフラムシール付き差圧伝送器で運用が始まっている*1。「具体的な効果が出てくるのはこれからだが、標準品なら定量発注点管理*2が可能なのでリピート率の高い製品は短納期化も見込める」(津曲氏)。

*1  一連の業務改革は、横河電機のグループ企業であるワイ・ディー・シー(本社東京)が支援している。

*2 定量発注点管理 在庫量が所定以下になったら一定量を発注する在庫管理方式。

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