日本メーカーがモデルベース開発の導入を加速させている。マツダやトヨタ、ホンダはパワートレーンへの適用に注力する。欧州での規格対応を見据えたサプライヤーの動きも活発だ。ただし導入時の課題も多く、試行錯誤の取り組みが続いている。

 モデルベース開発(MBD)の導入で欧州に遅れをとる日本の自動車業界だが、全面的な導入に向けて着実な歩みを進めている。特にエンジンやハイブリッドシステムなどでは先行しているメーカーもある。ここでは各社の取り組みを紹介しつつ、MBDによって得られる具体的な効果や、導入における課題を探る。

 マツダは、国内の自動車業界の中でもMBDの導入が進んいるメーカーの一つだ。1987年に3代目「RX-7」のロータリーエンジンに適用して以来、水素ロータリーエンジンや変速機などの開発に適用してきた。こうした取り組みの集大成といえるのが同社の次世代技術「SKYACTIV」におけるMBD適用だ。

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