本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 「ドローン=農薬散布というイメージを払拭したい」。そう語るのは、北海道旭川市で稲作業を営む市川農場代表の市川範之氏だ。同農場では、2016年度産の新米の有機栽培において、稲の生育調査にドローンを活用した。ドローンを観測に用いたことで、同一水田での過去の平均値と比べて、収量を1割増加させた(図1)。さらに、肥料のコスト削減や水田を歩き回るといった労働負担の軽減という効果ももたらした。

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