本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 米カリフォルニア州は全米で最も農業が盛んな州だ。海岸沿いのサンフランシスコ市から車で2時間弱、州都サクラメント市郊外の農業地域にキャンパスを構えるUniversity of California, Davis(UC Davis)は農業用ロボット開発のパイオニアとして知られ、1950年代に早くも「トマト収穫ロボット」を実用化したことで知られる。

 そんなUC Davisが2016年、農業用ロボットの開発プロジェクトや関連技術の「SmartFarm Initiative」を開始した。同大学のBiological & Agricultural Engineering Departmentの教授で、SmartFarm Initiativeのディレクターを務めるDavid Slaughter氏(図1)に、その狙いなどを聞いた。

この先は日経Robotics購読者限定です。