本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 人型ロボット「Pepper」が、外食や小売業などの店舗において販売促進業務や受付業務で効果を上げている。月額5万5000円の法人向けモデル「Pepper for Biz」を投入して以来1年以上が経過し、販売促進の効果について定量的なデータも一部出てきている。本誌が前号で報告したSLAM機能の標準導入とあわせ1)、Pepperの実用指向へのシフトが鮮明になってきたといえそうだ。

 以降では、最近明らかになった企業でのPepperの主な導入事例を見ていく(表1)。ソフトバンクロボティクスが特に効果が見えてきたとするのが、次の3つの領域である。(1)受付業務などのサービス領域、(2)見込み顧客(リード)獲得などマーケティングやセールス領域、(3)商品やサービスの告知や説明を行うPR用途、である。

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