本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 ロボット掃除機は家庭を飛び出し、今度は建設現場でも利用が広がりそうだ。大成建設は、建設現場で人に代わって自動で掃除する清掃ロボット「T-iROBO Cleaner」を開発した。建設に直接寄与しない二次的な作業である清掃業務をロボットで自動化し、建設業務全体の生産性を向上することが狙いだ。工事を行わない夜間や休憩時間に、ロボットが広範囲を自動で清掃することで、従来、数十人の人手がかかっていた清掃の作業負担を10%以上削減できる。

 2017年3月には、同社らが工事を請け負う東京外かく環状道路の千葉県区間の現場にロボットを試験導入(図1)。市販の掃除ロボットでは対応することが難しかった、粉じん量が多く建設資材などが点在する建設現場での清掃が可能となった。

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