“イケイケ”なサービスは使えない、私が起業したワケ(page 6)

大久保亮氏 Rehab for JAPAN 代表取締役社長、作業療法士

2018/04/11 08:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

――介護現場の人手不足についてはどう考えていますか。

 確かに人手不足は課題です。ただし、介護保険を使ったサービスを行っているので、売り上げの上限は決まってくる。つまり、やみくもに人材を増やしてしまうと給与水準が上がらなくなってしまいます。

 人手不足といわれながらも、介護現場がやっていけているのは、現場で働く人たちが「利用者のために何かをしたい」という強い気持ちを持っているからです。しかし、誰かが身を削って犠牲になってしまう働き方は、良い状態とはいえません。

 それならば、労働生産性を最大限に高めたい。リハプランでそのお手伝いができればと思っています。

――今後の展望を教えてください。

 これからも、介護の現場で働く人たちに愛されるサービスを作っていきたい。特に、これから個別機能訓練加算を新たに算定することを目指している方の不安は大きいと思います。そういう人に寄り添っていきたいです。

クリックすると拡大した画像が開きます

 導入したら後は自由に使ってください、というサービスが多いですが、それでは顧客は満足しません。特に介護の現場は、新しいサービスを導入するだけで悩みが解決するほど甘い世界ではないと思っています。サービス導入後も徹底的にサポートしていきたいです。

 将来的には、リハビリプログラムの提案などにAIを活用することも視野に入れています。そのためにも資金調達に力を入れたいです。斬新でインパクトのある製品を介護業界に展開していきたいと思っています。

お知らせ

ピックアップPR

もっと見る

記事ランキング