村田製作所 オープンイノベーション推進チームの牛尾隆一氏(新規事業推進部新規事業推進5課マネジャー)
[画像のクリックで拡大表示]

 電子部品大手の村田製作所は、研究開発・事業開発の拠点「みなとみらいイノベーションセンター」を、横浜市に現在建設中だ。竣工予定は2020年9月である。

 同センターのミッションの1つは「オープンイノベーションの促進」である。同様の理念を掲げる国内企業は多いが、意気込みに反して目立った成果がなかなか上がらない現状もある。

 そんな中、村田製作所は同センターの開設に先立ち、オープンイノベーションの仕組み・考え方を社内に導入し、定着させる活動を始めている。

 新規事業推進部に「オープンイノベーション推進チーム」(新規事業推進5課)を設置。オープンイノベーションの実践法を社内に根付かせる活動を始めた。同チームのマネージャーとして、社内と社外をつなぐ役割を担っている牛尾隆一氏(新規事業推進部新規事業推進5課マネジャー)に活動内容を聞いた。

社員が参加し、実践からオープインイノベーションを学ぶ

現在、進めているオープンイノベーションの活動を説明してください

牛尾 当社野洲事業所(滋賀県野洲市)内に2015年5月、「オープンイノベーションセンター」を設けました。ここでイノベーションマッチングなどを実践しています。具体的には「新規価値創出型」「課題解決型」「ニーズ探索型」といったオープンイノベーションを実践しています。

 「新規価値創出型」では、当社と有力企業との2社間連携を中心に、実際にその有力企業の担当者をオープンイノベーションセンターにお招きする形で実施しています。当社側のニーズを明らかにした上で、それに合うシーズ技術を先方に提案してもらう形です。2社間ごとにシーズ・ニーズのマッチングを具体的に継続して議論し、オープンイノベーションの実践法を議論しています。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)は12月末まで無料!