維持管理の重要性

 野立ての産業用太陽光を設置している現場については、定期点検と維持管理が重要であると考えます。

 ところが、野立ての太陽光パネルのオーナーは、地主などの一般消費者も多く、太陽光パネルの定期点検や維持管理に対して、知識を有していない人も多いと思います。

 ちなみに、現在、当事務所の訴訟記録倉庫を建築しているのですが、この建築現場の目の前の土地にも太陽光パネルが設置されています。しかし、草ぼうぼうで、太陽光パネルを高く生い茂った草が覆ってしまっていて、「どう考えても発電していない」と思われる太陽光パネルもありました。このような維持管理をしていない太陽光パネルを放置しておくと、いずれは「投資詐欺」的な被害を訴えるエンドユーザーが多数現れるリスクがあります。やはり、業界全体的に、維持管理の重要性を周知する活動をしていきたいところです(図4)。

図4●運用管理の疎かな事業用太陽光発電所
(写真はイメージで本文内容とは直接、関係ありません)(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]
「Q&A」で、取り上げてほしい疑問、回答者の秋野弁護士に聞いてみたいテーマを募集しています。こちらにご記入下さい。