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「通信線も電力線も不要」、無線ストリング監視の実際(page 3)

太陽誘電が製品化、国内67カ所に供給

2017/05/31 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
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67カ所・合計出力約65.7MWの発電所が採用

 こうした仕組みのために、稼働中のメガソーラーに後付けしやすいことも、大きな特徴となっている。

 実際に、2017年2月末時点で受注確定分を含み、67カ所・合計出力約65.7MWという採用実績のうち、後付けでの採用の方が84%と多い(図6)。

図6●67カ所・合計出力約65.7MWの太陽光発電所で採用
2017年2月末時点で受注確定分を含む実績。後付けでの採用の方が84%と多い(出所:太陽誘電)
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 パラカのように、一つのメガソーラーで採用した後、別の案件でも導入するといったリピート率が高いという。

 2014年の製品化以降、地道に受注を伸ばしているものの、後付けでの採用を狙う場合、「投資家やプロジェクトファイナンスによる融資を受けている案件などでは、当初の事業計画には予定していなかった追加出費になることへの抵抗感が大きい」という。

 導入費は、標準的な条件の場合、設置費込みで1MWあたり約300万円となっている。

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