ストリング内のさまざまな不具合を発見

 こうして不具合の生じたパネルを含むストリングを絞り込んだ後、今度は故障パネル特定装置「セルラインチェッカ」を使い、不具合のある太陽光パネルを特定する(図4)。

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図4●受信器をパネル上に近づけて不具合箇所を把握
使用時の様子(左上)、故障パネル特定装置の受信器と送信器(右上)、測定項目(下)(出所:戸上電機製作所)
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 接続箱のブレーカーの入力側端子に送信器を取り付けて、検査用の信号をストリング内に送信した状態で、そのストリングを構成するパネルを、携帯型の受信器で触れながら歩くことで、受信器の反応から不具合パネルや、パネル内の断線箇所などを特定できる。

 主に三つのことを把握できる。一つは、ストリングを構成する太陽光パネルの配置である(図5)。設計時の図面と異なるストリング構成となっていたり、図面が残されていないといった理由で入手できない場合など、まずストリングを構成するパネルの配置を把握する必要がある時に使う。

図5●ストリングを構成する太陽光パネルの配置の特定
構成が設計図面と異なっている時などに活用(出所:戸上電機製作所)
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