LEDの登場によってこれまで以上に照明に関心を持つ層が増えている。建築設備設計に携わる設計技術者、建築デザイナー、照明提案アドバイザー、企業の総務部などの省エネ推進担当者や一般消費者まで幅広い分野の方々に及んでいる。さらには照明とは直接関係のなかった産業分野のエンジニアや光応用分野など、多様な業態の方々にも広がっている1)

 一体型LEDベースライトが2013年から急速に普及し、効率面で上昇し、光色の種類も増加、演色評価数も向上し、まさにLEDによる高効率高品位照明の時代になってきたといえる。そしてこれまで蓄積されてきた照明ソフト理論が、照明特性の自由度アップにより具体的に照明設計として実現できるところまできている。

 さらに近年普及してきたセンサと組み合わせた照明設備の制御技術には、利便性、快適性、経済性、安全・安心など照明が果たす役割を満たしながら、LED器具と各種センサによる照明設備の省エネ制御の活用に新しい可能性が出てきた。ここでは、照明ソフト理論とLED照明ハード特性を活かしたセンサ連動型の昼光利用照明制御システムの考察検討を行った。

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