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ゴーカート感覚の草刈機、三交不動産がメガソーラーで活用(page 5)

自作のカバーで石の飛散を防止

2016/08/17 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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2台でより効率的に

 乗用型の草刈機を使ったメガソーラー(大規模太陽光発電所)の除草は、多くの場合、3~4人で作業し、約1日で終える。

 基本的に、晴天時に作業する。雨天となれば、別の日に延期する。暑い時期に重なるため、最高気温になる前の、午前の早い時間から始める。

 2台の軽トラックに、乗用型草刈機を1台ずつ乗せて、メガソーラーまで運ぶ(図3)。その場合、2人が草刈機に乗り、残りの1~2人が、乗用型では刈れない場所の雑草を刈っていくといった具合で作業する。

図3●軽トラックで運べる
出力約2.5MWの「津メガソーラー杜の街」における様子(出所:日経BP)
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 乗用型で刈り取れないのは、主にフェンスの際や、法面などの斜面、段差を含む場所などである。

 また、送電ケーブルを、金属製のラックや樹脂製の保護管に収めて地上に敷設している場合、乗用型草刈機の走行を制約するが、三交不動産の発電所では、当初から敷地内の送電ケーブルは地中に埋設している。これも、乗用型を使う上で、好都合となった。

 さらに、パネルを置いている場所は、基本的に地表を土としていることも、乗用型の使用に適していた。一部の発電所を除いて、防草シートなどは使っていない。パワーコンディショナー(PCS)や連系設備に向かう通路は、採石で舗装しており、雑草は生えにくい。

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