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ゴーカート感覚の草刈機、三交不動産がメガソーラーで活用(page 4)

自作のカバーで石の飛散を防止

2016/08/17 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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一度使ったら、他の方法には戻れない

 購入して自社の太陽光発電所で使ってみると、想像していた以上に草刈りを効率化できることがわかり、2015年度末近くに、もう1台を追加購入した。「一度使い始めたら、乗用型草刈機以外の方法には戻れない」と評価している。

 1台目と2台目では、車体の幅や、走行時に刈り取る幅が異なる。三交不動産のメガソーラーでは、直近に設計した案件ほど、太陽光パネルの列間が狭くなっている。最小で約1mとなっており、1台目は、この狭い幅での通行性を考慮し、車体幅990mm、刈幅880mmの機種を選んだ。

 実際に使ってみると、約1mと狭い列間でも、想像より小回りを利かせて走れることがわかった。このため、2台目はより幅の広い、車体幅1070mm、刈幅975mmの機種を購入した。刈り幅が広ければ、草刈りの効率がさらに向上する。

 オーレックによると、同社の乗用型草刈機の価格は、約44万~100万円となっている。

 草刈りの委託費として、一般的に1m2あたり100円、出力1MW規模の発電所の全面除草費として約100万円が目安になるとされる中、身体的な負担を減らすだけでなく、外注費と比べて、機器の購入費に関しては、1年で元が取れることになる。

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