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ゴーカート感覚の草刈機、三交不動産がメガソーラーで活用(page 3)

自作のカバーで石の飛散を防止

2016/08/17 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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身体的負担は軽く、費用対効果は向上

 草刈りは、同社内で太陽光発電所の開発・運営に従事している社員が担当し、日々の業務の合間を縫って刈りに行く。

 開発などの担当者だけでなく、電気主任技術者の資格を持ち、太陽光発電所の電気保安管理業務を担っている社員も草刈りを行う。担当している発電所の点検などが重ならない日には、他の発電所の草刈り作業にも加わる。

 完成して間もなく、まだ雑草が多く生えていない太陽光発電所を除き、運営中の案件では、ほぼ年2~3回、草刈りの必要があるという。

 ほとんどの発電所では、5~6月と7~8月の年2回刈る。10月にも刈って、年3回となる発電所もある。

 中でも、農地や住宅地に隣接する場合、雑草が伸びすぎないように留意している。例えば、農地に隣接している太陽光発電所では、農作業の予定にあわせ、農家から草刈りの時期について要請を受ける場合もあるという。

 農地などと同様に、太陽光発電所においても、草刈りは身体的な負担の大きな作業である。暑い時期に、直射日光を浴び続けながら、敷地内をくまなく移動して草を刈る。発電所の規模が大きいほど、負担が重くなる。

 乗用型の草刈機は、約1年前に導入した(図2)。地元の農業協同組合を通じて、オーレック(福岡県広川町)製を購入した(関連コラム)。購入前には、試しにメガソーラー内で除草し、除草能力や作業性を確認して導入を決めた。

図2●2台でメガソーラーを一気に除草
オーレック製を購入(出所:日経BP)
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 メンテナンスなどは、購入した農協が担っている。

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