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鉄祐会の武藤氏、SAS治療プログラムを発表

オンライン診療システムを活用

2018/11/21 09:00
増田 克善=日経デジタルヘルス

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、「リスクを発見」し、「適切な治療につなげる」ことが重要とされる。鉄祐会の医療法人社団武藤真祐氏は、そのSASのスクリーニングと医療相談、および治療サポートにオンライン診療システム「YaDoc」を活用したプログラムを開始すると発表した。「第22回 日本遠隔医療学会学術大会」(2018年11月9~10日、九州大学医学部百年講堂)の睡眠遠隔医療分科会セッションで明らかにした。

鉄祐会の武藤氏
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 武藤氏によると、30歳以上、69歳以下の男性518人を診療したところ、SASの有病率(無呼吸低呼吸指数が15以上)は30%以上で、ビジネスパーソンには珍しくない疾患だという。また、SAS患者の多くは高血圧、心不全、病的肥満などの生活習慣病を持ち、心血管イベントの発症率も高いという特徴がある。

 さらに、SASが原因とみられる重大事故もあり、社会的なリスクが高い疾患でもある。一方、バスやタクシー、トラックドライバーなどのSASの検査率が低いという課題もある。

 「患者群になる前の要注意群、要受診群という段階からきちんと医療相談から受診、治療・改善に取り組むことが必要と考える」(武藤氏)とし、YaDocによるSASプログラムで受診率の向上や適切な治療へつなげることを狙う。重大事故のリスクがある運輸産業の企業などを対象として取り組むという。

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