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千差万別の脳梗塞リハビリに選択肢を

ワイズが「Digital Health Meetup Vol.6」のピッチで、リーズンホワイeWellも登壇

2016/10/12 03:00
小口 正貴=スプール

 「Digital Health Meetup Vol.6」(グリーベンチャーズ主催、2016年9月27日)では、キーノートスピーチとパネルディスカッションに続いて、3社のベンチャー企業によるピッチが行われた。登壇したのは順に、リーズンホワイ 代表取締役の塩飽哲生氏、ワイズ 代表取締役会長兼CEOの早見泰弘氏、eWell 代表取締役の中野剛人氏だ。

患者と医師のベストマッチングを

 2011年に設立したリーズンホワイは、今回登壇した3社の中では最も古株。同社は最適な病院選びのための「リーズンホワイ・ユアホスピタル」などのWebサービスを展開している。塩飽氏は冒頭、自社サービスの根底にあるのは「より良い医師と出会って寿命を延ばす、すなわち患者と医師とのベストマッチング」であることを強調した。続けて誤診がきっかけとなって寿命が縮んだとする有名人の例を示しながら「これらは、専門医と患者のミスマッチがあるために起きてしまう課題」(塩飽氏)と話した。

リーズンホワイの塩飽氏
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 こうした課題を解決するために生まれたのが「Whytlink(ホワイトリンク)」だ。同サービスは専門医または専門医を目指すドクター限定の“プロフェッショナル・ネットワーク”。データベースには21万人の医師基本情報があり、医師同士でお互いのスキルを推薦しあったり、情報交換したり、手術画像を投稿したりなどのSNS機能も有する。加えて所属や専門、日常の医療活動など細やかなプロフィールを掲載することで専門医の“人となり”を可視化し、どのような強みや実績があるかを確認することができる。これにより、Web上で専門医同士の紹介ネットワークが構築される。

 塩飽氏は救急医の利用例を示しながら、ホワイトリンクのiOS版について説明。会員の医師はあらかじめお気に入りの医師をリスト化できることから、その地域の優れた専門医に迅速なアプローチができる。場合によっては写真や動画を添付して送信可能だ。

 メリットは、一刻一秒を争う中での時間短縮にほかならない。現在、一般的には1件ごとに専門医に電話して引き継いでおり、その時間が10分ほどかかる。「それが3~4件あると30~40分かかってしまう。(リスト化した専門医に)一度に送信して10分で終了すればそれに越したことはない」(塩飽氏)。2016年11月からは東京都練馬区で検証を始める。

 2016年度中には患者と専門医のマッチングサービス「FindMe」を立ち上げ、心臓外科や呼吸器外科を中心として展開していく。同社の独自調査によれば、専門医とのミスマッチで良質な治療を受けられていない患者は年間135万人にも及ぶだけに、マーケットとしても大きいとしている。

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