ヘルスケアマーケット・ジャパン

 5番目に登壇したのは、介護福祉士の資格を持ち、実際に4年間介護の現場で働いた経験を持つ代表取締役の坪井俊憲氏が起業したヘルスケアマーケット・ジャパン。同社が手がけるのは介護人材マッチングサービスの「ユアマネージャー」だ。

ヘルスケアマーケット・ジャパン 代表取締役 坪井俊憲氏
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 介護事業所に登録している、訪問介護に従事する登録ヘルパーをターゲットとする。現状は訪問介護のニーズと事業所による管理に大きなズレが生じており、「人手不足と言われているにもかかわらず、1日8時間拘束して4時間しか働けなかったり、移動とムダな待機時間が発生したりといったことが多い」(坪井氏)。

 ユアマネージャーはこうしたムダをなくすためのWebサービスで、複数の訪問介護事業所のニーズを把握し、登録ヘルパーに対して派遣情報をコーディネート。ヘルパーが働きたい場所と時間帯を適切に提案することで労働の効率化を図る。

 一方、ITリテラシーが高くない人たちが混乱しないようにこれまでの業務フローを変更せず、混乱を招かないように配慮している。そして坪井氏は「いつの間にかIT、いつの間にかAI(人工知能)で便利になればいい。その結果として、日本の介護力を最大化していきたい」と結んだ。