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睡眠は測って改善する時代へ

「Health 2.0 Japan」で最新事例を紹介

2018/12/06 07:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 日本人の4~5人に1人が悩みを抱えているとされる睡眠。この領域に、「ここ数年でさまざまなテクノロジーが活用され始めている」――。

 RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック 院長の白濱龍太郎氏は、医療・ヘルスケア領域の最新の技術を紹介する国際カンファレンス「Health2.0 Asia-Japan 2018」(主催:Health 2.0社)でこう話した。白濱氏は、「『睡眠』を向上させるテクノロジー」と題したセッションにパネリストとして登壇した。

 日々のパフォーマンスを向上させるために、従来は睡眠時間を削って労働時間を捻出するやり方がとられてきたが、昨今は良質な睡眠を取ろうとする機運が高まってきた。同セッションでは、こうした状況下で登場し始めた睡眠関連のソリューションを複数紹介した。

パネルディスカッションの様子
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時差ボケは個別に防ぐ

時差ボケ調整アプリの画面イメージ
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 企業向けに睡眠改善プログラムを提供してきたニューロスペースは、同社が全日本空輸(ANA)と共同開発を進めている時差ボケ調整アプリを紹介した。同アプリでは、ANAの予約情報を使ってユーザーの旅程を分析し、時差ボケを防ぐには何時にどのような行動をとれば良いかをアドバイスする。食事や仮眠のタイミングをアプリのタイムラインに表示することで、現地で最大限のパフォーマンスをできるようにした。

 実は、飛行機に乗っている間に睡眠をとるべきなのかは「旅程によって異なる」とニューロスペース 代表取締役社長の小林孝徳氏は言う。旅程を踏まえたアドバイスをすることで、個人に最適な策を提案できるというわけだ。フライトの遅れやスケジュール変更なども自動で反映できるようにした。

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