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装着感極めた「歩ける椅子」、医師の疲労を軽減

ニット―、医療施設向けにレンタルを開始

2018/11/07 07:00
河合 基伸=日経 xTECH

 金型製作のニットーは、身に着けて歩ける椅子「archelis(アルケリス)」の医療施設向けレンタルを2018年11月5日に開始した。立った状態で長時間の手術をする医師や医療スタッフの疲労軽減に役立つ。多くの人に利用しやすい装着感を追求するために何度も試作を繰り返して製品化にこぎ着けた。保守を含めたレンタル料は月額3万7000円(税別)から。

左から西村拓紀デザインの西村氏、ニットーの藤澤氏、自治医科大学の川平氏、千葉大学の中村氏。
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 アルケリスは下半身にベルトで固定して使用する。脛と腿に体重を分散して支える構造になっており手術中に椅子として使えるうえ、手術室内で場所を変える際には装着したまま移動できる。モーターや電池などを利用しておらず、医療機器への電波干渉の恐れがない。自治医科大学の教授の川平洋氏や千葉大学の准教授の中村亮一氏、西村拓紀デザインの代表取締役の西村拓紀氏とニットーが共同で開発した。

立った状態で長時間の手術をする医師の疲労を軽減できる。
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 販売はオリンパスメディカルサイエンス販売とジンマー・バイオメットが担当する。まずは国内販売から始めるが、将来の海外展開も視野に入れている。レンタルは医療施設に限定しており、費用は1年契約の場合に月額5万6000円(税別)、2年契約で月額4万3000円(税別)、3年契約で月額3万7000円(税別)になる。アルケリス本体と専用スタンドのほか、保守の費用を含んでいる。

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