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「BMIが高い」「皮下脂肪が多い」…、患者の特徴に左右されない超音波

シーメンスの新製品「ACUSON Sequoia」

2018/11/01 08:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 シーメンスヘルスケアは、プレミアムハイエンド超音波画像診断システム「ACUSON Sequoia(アキュソン セコイア)」の販売を2018年10月26日に開始した。消化器内科や乳腺外科を中心に高精細な超音波画像を必要とする施設に向ける。

プレミアムハイエンド超音波画像診断システム「ACUSON Sequoia(アキュソン セコイア)」
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 さまざまな要因によって生じる超音波画像の質のばらつきを解消する新技術「BioAcoustic Technology(バイオアコースティック・テクノロジー)」を搭載した。検査を受ける患者の身体的特徴や装置を扱う施行者の技能によらずに安定して高精細な画像を撮影できるという。

 超音波画像は、超音波信号を送受信することで画像を生成するため、患者の年齢や筋肉量などによって画像の質にばらつきが生じることが課題だった。例えば、BMI値が高かったり、皮下脂肪が多かったりする患者は、超音波信号が減衰してしまい、画像や臨床情報を得るのが難しい場合がある。

 今回搭載したBioAcoustic Technologyは、組織密度や硬度、減衰などの患者の組織が持つ特徴を捉えることができる。この技術を用いれば、あらゆる患者の身体的特徴に適応させることができるという。

元大相撲力士 山本山の検査も行うことができる
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模擬臓器を使った撮像のデモンストレーション。「ACUSON Sequoia(アキュソン セコイア)」(左)と従来製品(右)の画像を比較した
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 さらに、今回の製品には、トランスデューサーの視界に入る全ての情報を高画質な画像として提供するInFocus機能を搭載した。スキャンする際に焦点を調整する必要がないため、施行者がフレームレートや解像度を気にせずに短時間でスキャンできる。

「ACUSON Sequoia(アキュソン セコイア)」で撮影した超音波画像
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