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健康診断と健康教育を一体化した「新型健診」

弘前大COIが試行

2016/09/28 12:00
赤坂 麻実=日経デジタルヘルス

 弘前大学COI研究推進機構の拠点長・研究統括である中路重之氏は、同機構の一連の研究プロジェクトにおいて、人々への健康づくりの意識づけが重要であり、健康診断と健康教育を一体化した「新型健診」を始めると話した。2016年9月23日に東京都内で開かれた「ヘルシーエイジング・イノベーションフォーラム」(主催:弘前大学・青森県・弘前市)の基調講演で述べたもの。

講演する中路氏。弘前大学COIプロジェクトについて「日本を変えるつもりでやっている。このプロジェクトをちゃんとやれば人類の健康につながっていくはず」と意気込みを語った
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 弘前大学COIプロジェクトは、1人600項目以上の健康診断データを集めて解析する「いわき健康増進プロジェクト」や、日本一の短命県となっている青森県の「短命県返上」を目指す地域・職域・学校での健康づくり施策を柱としている。特にいわき健康増進プロジェクトは、これまでに延べ約2万人が参加し、データが充実しており、世界的にも注目を浴びている。

 中路氏は、この弘前大学COIで今後3年に取り組みたいこととして、新型健診を挙げた。「従来の検診や健診が思ったほど効果を上げないのは、検診・健診の結果はそのほとんどが、命にかかわるものではなく、健康のレベルを教えるだけのものだからだ。結果が出た後に当人が健康づくりの努力をしなければ効果が上がらない。努力したくなるよう、ニーズを耕す必要がある」(中路氏)。

 そこで、メタボリックシンドローム、口腔保健、ロコモティブシンドローム、うつ病・認知症の重要4テーマを総合的に健診し、健診当日に結果を伝えるとともに、その場で健康教育をする「啓発型健診」を提唱。2017年2月にこの新型健診を試行するとした。

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