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オンライン診療、「精神科や小児科は実施数激減」

4月の診療報酬改定後の動向をメドレーが説明

2018/09/28 10:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 「オンライン診療の実施数ツートップだったのは精神科と小児科。4月の診療報酬改定を受けて、これらの科ではオンライン診療を中断したり中止したりする医療機関が増えている」(メドレー 代表取締役医師の豊田剛一郎氏)――。

 オンライン診療アプリ「CLINICS」を手掛けるメドレーは2018年9月25日、同年4月の診療報酬改定でオンライン診療(遠隔診療)に対する報酬が新設されたことを受けて、改定後の診療現場の動向に関する説明会を開催した。浮き彫りになったのは、算定対象にならなかった疾患を中心に、オンライン診療が「大きく減速している部分がある」(豊田氏)という実態だ。

メドレー代表取締役医師の豊田剛一郎氏が登壇
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 豊田氏はまず、「オンライン診療料」などが新設された今回の改定は、全体としては医療機関からポジティブに受け止められていると指摘。「以前はオンライン診療がそもそも医療の形態として認められるのかといった声もあった。今回の改定でオンライン診療そのものを否定する声はなくなり、どうすれば安全に使えるかといったマインドに移っている」とした。

 特に、従来の再診料と並列に存在する報酬としてオンライン診療料が設定されたことの意義は大きいと豊田氏は話す。オンライン診療が「入院・対面・訪問診療に続く、診療形態の第4の柱」(豊田氏)に育つための素地ができたといえる。

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