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ルネサス、ヘルスケア機器「丸洗い」

無線充電ICを出荷開始

2016/09/26 12:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス
MEDTEC Japan 2016でも披露した動作デモ
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 ルネサス エレクトロニクスは2016年9月26日、電子機器を非接触で充電できるワイヤレス充電向けの送受信ICを開発し、同年11月からサンプル出荷すると発表した(プレスリリース)。補聴器やウエアラブル端末などのヘルスケア機器に照準を合わせた製品で、2017年1~3月から量産する。ワイヤレス充電用の送受信ICを同社が製品化するのは、これが初めて。

 ルネサスはワイヤレス充電用ICの開発を長く手掛けており、かつては「スマートフォン市場に入り込もうとしていた」(同社 第二ソリューション事業本部 A&P・ソリューション事業部 アナログ&パワーソリューション第二部 エキスパートの濡木智優氏)。ところが、規格の乱立やニーズの変化、安全性や法整備上の課題などから、キラーアプリと目されたスマートフォンでは「想定よりも市場が伸びていない」(同氏)。

 そこで最近は「ワイヤレス化の“必然性”が見えている用途」(濡木氏)へ比重をシフトさせた。それが補聴器やウエアラブル端末などのヘルスケア機器という。これらの機器では「防水や防塵が求められ、デザイン性も重視される。そのため、ワイヤレス充電によって(機器表面から)コネクタなどをなくせるメリットを訴求しやすい」(同氏)。

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