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「優れたAIベンチャー」の研究テーマ6件採択、NEDO

健康、医療・介護分野からはPuRECとMICIN

2018/08/17 11:00
小谷 卓也=日経デジタルヘルス

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2018年8月8日、優れたAIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択したことを発表した。健康、医療・介護分野からは、PuRECと名古屋大学による「AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査研究」が最優秀賞、MICIN(旧社名・情報医療)による「機械学習を用いた認知機能リスク因子の探索」が審査員特別賞に選ばれた。

表彰式の様子
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 政府の「人工知能技術戦略」の重点3分野、すなわち(1)生産性、(2)健康、医療・介護、(3)空間の移動、におけるAI社会実装を加速し、AIベンチャーの市場参入を促進するための事業である。全国30件の応募の中から、コンテスト方式で研究テーマを選定した。その結果、(1)の生産性分野からは最優秀賞1件と審査員特別賞3件、(2)の健康、医療・介護分野から前出の2件、計6件が採択された。

最優秀賞に選ばれたPuRECと名古屋大学
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審査員特別賞に選ばれたMICIN
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 採択が決定した各委託予定先ベンチャー企業は、2018~2019年度の最大2年間の研究開発を実施する。委託費上限額は、PuRECと名古屋大学が4500万円、MICINが3000万円である。

 PuRECと名古屋大学の「AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査研究」は、画像解析と先端AI技術を融合することで、全く新しい実用的な再生医療用細胞の品質検査システムを開発し、再生医療用細胞製造現場における安定性と効率の向上とコストダウンを実現するという研究テーマ。

「AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査研究」のイメージ
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 MICINの「機械学習を用いた認知機能リスク因子の探索」は、脳梗塞が原因で発症する認知症について、人間ドックなどで得られる医療データとの因果関係をAIで解析するという研究テーマ。「認知症予備軍」を早期に発見することで、予防や根治の実現を目指す。

「機械学習を用いた認知機能リスク因子の探索」のイメージ
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