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沖縄離島でのデジタルヘルスプロジェクト、始まる(page 4)

自治体や医療機関、ヘルスケアベンチャーなどが総力結集

2017/08/21 06:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス

トイレで健康チェック

 夜間頻尿は夜間に排尿のために起きてしまう症状で、40歳以上の日本人の約4500万人が経験しているとされる。近年、これが「さまざまな疾患の最初の症状として現れる」(益崎氏)ことが分かってきた。琉球大学大学院 医学研究科 准教授の宮里実氏によれば、夜間頻尿は「生活習慣病との相関が強く、発症リスクや生存率にも影響する。生活習慣病の発症前から起こっているため、未病や内科的疾患の超早期診断マーカーになる可能性がある」という。

トイレ取り付け型センサーを活用
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 プロジェクトでは、サイマックスが提供するトイレ取り付け型の尿センサーを活用する。尿の回数や量、pH、比重などを測定し、生活習慣との関係を解析することで、未病や内科的疾患の超早期診断マーカーを明らかにする。生活習慣や尿の測定結果から、スマートフォンアプリを介して個々人に適した生活改善アドバイスを与えるようなサービスの開発にもつなげる。

 久米島町の子供に見られるインスリン抵抗性の高度肥満例に対する腸内フローラやメタボローム、ゲノムの統合解析も、目玉となる取り組みの一つ。「未病段階の子供に関する研究が、成人の疾患コントロールや予防にも重要な意味を持つ」(益崎氏)ことに着目した研究である。

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