健康のごほうびは保険料割引

「健康年齢」で保険料が決まる医療保険、始まる

2016/06/21 10:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 会社の同期や同窓会で久しぶりに会う旧友と、あなたの健康状態は同等だろうか。年齢が同じだからといって、生活習慣が違えば健康の度合いも変わってくるのではないか。そんな考えから、年齢ではなく健康度合いを考慮して料金を設定する医療保険が誕生した。ノーリツ鋼機の子会社である健康年齢少額短期保険が2016年6月17日に提供を開始した「健康年齢連動型医療保険」がそれだ。同年6月16日に開催した記者発表会でその詳細を説明した。

 健康年齢連動型医療保険は、5大生活習慣病(がん・脳卒中・心筋梗塞・高血圧・糖尿病)の治療入院のための保険。実年齢ではなく「健康年齢」を採用して、保険料を決定する。健康年齢とは、ノーリツ鋼機子会社の日本医療データセンターが160万人分の健診データと医療費データから開発した、健康度合いを示す指標のことだ。

 健康年齢の算出方法は次の通りだ。まず現在の健康状態や実年齢から、将来かかると予想される医療費を予測する。その医療費を年齢換算した値を「健康年齢」とした。

 加入する前に年齢や性別、健康診断の測定データをWeb上で入力または請求資料に記入すると、健康年齢が算出される。健康診断の測定データの中には、血圧や代謝、尿などに関わる12項目の数値が含まれる。保険料は健康年齢により決定し、実年齢に対して健康年齢が低いほど保険料が安くなる。加入条件は実年齢が18~75才、健康年齢が90才までに限る。健康年齢は1年ごとの更新のたびに計測し、保険料を決定する。

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「健康年齢連動型医療保険」健康年齢と保険料表示画面
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