AIで病理診断、2019年度の実用化目指す

 エルピクセルは現在、EIRLを活用した10テーマの研究に医療機関などと取り組んでいる。頭部MRI画像に基づく脳動脈瘤検出、消化器内視鏡画像に基づく大腸ポリープ検出、3次元病理画像に基づく病理診断支援などのテーマがある。

医療画像診断支援技術EIRL(エイル)の四つの特徴
[画像のクリックで拡大表示]

 例えば、消化器内視鏡画像に基づく大腸ポリープ検出には東京慈恵会医科大学と共同で取り組んでいる。「検出が難しいとされる平坦性ポリープを含め、それなりの検出精度が出ている。どのようなユーザーインターフェースが心地よいかなどを議論している」(島原氏)。

 3次元病理画像に基づく病理診断支援では、3次元病理画像データの構築とそのプロセスの標準化にまで踏み込んだ開発を進めている(関連記事3)。挑戦的なテーマだが「2019年度には(製品の)販売を開始できるよう準備を進めている」(島原氏)とした。