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豊田通商グループ、自費リハビリ事業に参入

オーダーメード型リハビリへ、専用施設を開所

2018/03/07 11:00
増田 克善=日経デジタルヘルス

 200万人以上いるとされる“リハビリ難民”――。保険が適用される医療リハビリや介護リハビリには日数・回数制限などがあるため、十分なリハビリを受けられない患者のことだ。こうした患者の声に応えるべく、豊田通商のグループ会社が保険外の自費リハビリ事業への参入を発表した。必要とする人に、十分な質と量のリハビリを提供することを狙う。

 「保険制度の枠にとらわれず、個々人の状況に応じて、必要な日数・時間・回数・方法の“オーダーメード型リハビリ”を提供することに価値がある」。自費リハビリ事業に参入した豊通オールライフ 代表取締役の吉田誠氏は、こう語る。サービス拠点の第1号となるのが、2018年2月26日に東京都世田谷区尾山台にオープンした「AViC THE PHYSIO STUDIO」(エービック ザ・フィジオ・スタジオ)だ。今後3年間で、都内を中心に7店舗まで増やし、売上高7億円程度を目指す。

世田谷区尾山台にオープンしたオーダーメード型リハビリ施設
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「なりたい自分」の実現を支援

 今回の自費リハビリ事業が対象とする利用者は、主に回復期病院退院後の脳卒中、整形疾患、婦人科系疾患などの患者だという。回復期病院では1日3時間まで、最長で180日(高次脳機能障害)まで医療リハビリが適用される。一方で、デイサービスの介護リハビリでは期間制限はないものの、1日1~2時間、週2~3回程度で、しかも集団リハビリが主体となる。「立ち座りができる、単に歩けるようになるというだけではなく、趣味のゴルフができるまで回復したい、職場復帰したいなど、『なりたい自分』を実現しようとする人を支援する」(豊通オールライフ 取締役の亀井健男氏)。

左から、豊通オールライフの亀井氏、豊田通商 常務執行役員の松下氏、豊通オールライフの吉田氏、AViCマネージャーの藤本氏
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 サービス料は個々のプログラム設定で異なるが、週2回、24回利用(12週間)で24万円程度を標準としている。通常の公的医療保険のリハビリを保険外で支払うのと同水準だという。

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