グランプリはカケハシが獲得、経産省主催ビジネスコンテスト

新設のアイデアコンテスト部門も注目集まる

2019/01/30 19:20
河合 基伸=日経 xTECH/日経デジタルヘルス

 経済産業省は2019年1月30日に、「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019」を東京都内で開催した。ビジネスコンテスト部門では7社のファイナリストが登壇して最終プレゼンを実施し、カケハシがグランプリを獲得した。今年から新設されたアイデアコンテスト部門は3人がプレゼンし、全員に優秀賞が贈られた。

ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019の様子
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 ビジネスコンテスト部門のファイナリストには、医師同士のオンライン医療相談サービスを手掛けるアンタ―、企業向け睡眠改善プログラムを提供するニューロスペース、人工知能(AI)を活用したケアプランの作成補助などをしているウェルモ、遠隔管理型心臓リハビリテーションシステムを開発するリモハブ、病院向けの遠隔集中治療支援サービスを手掛けるT-ICU、手軽に自らの脳活動を知ることができるソリューションを開発するNeU、調剤薬局の薬剤師向け服薬指導支援ツールを提供するカケハシの7社が選ばれた。

ビジネスコンテスト部門でグランプリを受賞したカケハシ代表取締役CEOの中尾豊氏
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 グランプリを受賞したカケハシの代表取締役CEOの中尾豊氏は、受賞後のスピーチで「これからがスタートだ」と話し、会場に集まった多くのサポート団体に向けて「連携して良い社会を作っていきたい」と呼びかけた。

展示スペースにも人だかりができた
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 アイデアコンテスト部門は、医療・介護の現場などで生まれたアイデアの発掘などを目指して新設された。嚥下障害リハビリの質を高めるセンサーやアプリケーションを開発する原陽介氏(東北大学大学院医工学研究科)や、医療と芸術から病気の治療や予防に新たな楽しみや喜びを作ることを目指す丸山亜由美氏(トリプル・リガーズ)、緑内障視野欠損簡易発見VRを開発する木野瀬友人氏(デジタルハリウッド大学大学院)の3人が登壇した。グランプリは設けておらず、3人が優秀賞を受賞した。アイデアコンテストの注目度は高く、会場の外のそれぞれの展示スペースに人だかりができていた。

左からアイデアコンテスト部門で優秀賞を受賞した原陽介氏、丸山亜由美氏、木野瀬友人氏
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 ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストは2016年に初めて開催され、今回が4回目になる。第1回はMRT、第2回はトリプル・ダブリュー・ジャパン、第3回はmediVRがグランプリを獲得している。今年のコンテストの様子は、後日、日経デジタルヘルスで続報をお伝えする。

 なお、ビジネスコンテスト部門のグランプリを獲得したカケハシと、アイデアコンテスト部門の木野瀬友人氏は、日経デジタルヘルスが2019年2月8日に開催する「デジタルヘルスベンチャー祭り2019」の特別ピッチ枠に登壇する予定である。

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