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Society5.0を支える医療機器産業をめざす、医機連会長

「医機連みらい戦略会議」を立ち上げへ

2019/01/10 16:40
増田 克善=日経デジタルヘルス

 「医療現場におけるデジタルヘルスへの期待が高まっていることを日々感じている。2019年は在宅医療や遠隔医療などの領域でデジタル化がますます加速するだろう」。日本医療機器産業連合会(医機連)会長の渡部眞也氏は、2019年1月8日の年頭記者会見で2019年の医療機器市場の見通しをこう述べた。イノベーションの加速に向けた環境整備を推進していく。

日本医療機器産業連合会(医機連)会長の渡部眞也氏
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 医機連は2018年10月に「Society5.0を支える医療機器産業をめざす」とした医機連産業ビジョンを策定しており、2019年はビジョン実現に向けた活動を推進する。

 具体的には、(1)イノベーションの加速に向けた環境の整備、(2)医療機器の安全管理・安定供給・安定稼働・トレーサビリティーの強化、(3)データ利活用とサイバーセキュリティー強化の推進、(4)日本発の医療機器・技術のグローバル化を通じた医療機器産業の発展、(5)診断・治療に加え、予防・介護分野へのニーズ拡大への対応、(6)医療機器産業を支える人材の育成・獲得の推進である。

 「医機連は発足35年目を迎えた。活動として求められるものが大きく変わる転換点にある。社会の要請、課題に応えていくことをサポートする組織にしていきたい」(渡部氏)とし、ビジョンの実現に向け「医機連みらい戦略会議」(仮称)を6月頃に立ち上げ、シンポジウム開催などの活動を展開していくことを明らかにした。

 特にイノベーションの加速に向けた環境の整備と、データ利活用とサイバーセキュリティー強化の推進については部会を立ち上げて活動を推進するとした。

 また、同氏は新たな医療サービスを提供する新しいプレーヤーが医療機器産業に参入するようになったことに触れ、「医機連みらい戦略会議では、そうしたプレーヤーにも参画いただき、より良い医療サービスを提供できるよう一緒に議論していきたい」と語った。

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