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外来患者の4割が「医師の紹介」で病院を選択

厚労省が2017年受療行動調査の概況を公表

2018/10/16 07:00
日経ヘルスケア編集
出典: 日経ヘルスケア,2018年10月号 ,p.16 (記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)
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 厚生労働省は2018年9月4日、2017年受療行動調査の概況を発表した。患者が病院を選んだ理由は、「医師による紹介」が外来37.3%、入院51.0%で双方とも最多だった(図1)。

 他院から紹介を受けずに受診した外来患者の割合を見ると、特定機能病院は30.4%、大病院(500床以上)が40.1%、中病院(100~499床)が56.0%、小病院(20~99床)が64.5%、療養病床を有する病院が64.1%だった。特定機能病院や大病院では、紹介状なしで外来を受診した場合に定額負担が求められるためか、ほかの医療機関からの紹介患者が多いと考えられる。

 満足度は、入院患者の66.9%、外来患者の59.1%が「満足」と回答。「不満」は入院4.9%、外来4.3%にとどまった。項目別の満足度を見ると、入院患者では「医師の診療・治療内容」(70.1%)、「医師以外のスタッフの対応」(69.8%)が高く、「食事内容」(42.7%)、「病室でのプライバシー保護」(55.7%)などは低かった。外来患者では「医師以外のスタッフの対応」(58.8%)、「医師との対話」(57.0%)、「医師の診療・治療内容」(55.3%)が高かった。外来で満足度が低い項目としては、「診療までの待ち時間」(29.0%)が挙がった。

 調査は、2017年10月17~19日に全国490病院へ来院した患者18万6709人を対象に実施。外来患者9万5512人、入院5万188人から回答を得た。

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