「静脈注射、検査の説明などは医師以外の職種に」

厚労省「医師の働き方」検討会、中間的な論点整理案と緊急的な取り組み案

2018/03/09 16:30
日経ヘルスケア編集
出典: 日経ヘルスケア,2018年3月号 ,P.17 (記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)

 厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」は2018年2月16日、「中間的な論点整理案」と、医師の労働時間短縮に向けた「緊急的な取り組み案」を大筋で了承した。

 中間的な論点整理案は、過去6回の同検討会で挙がった主な意見を列挙したもの。医師の長時間労働の是正に向けて、応招義務のあり方、タスク・シフティングやタスク・シェアリングの進め方、医師養成や医療提供体制への影響などについて一層の検討が必要だとした。今後、同検討会はさらに議論を深め、2018年度末までに医師の労働時間の上限規制のあり方について結論を出す。

 医療機関が早急に対応すべき事項をまとめた「緊急的な取り組み案」は6項目から構成される(表1)。中でも(4)の「タスク・シフティングの推進」は具体的な内容を示し、初療時の予診、検査手順や入院の説明、静脈採血、静脈ラインの確保、尿道カテーテルの留置といった9項目について、医療安全に留意しつつ、原則として医師ではなく、他職種に分担して実施すべきだと提言した。

表1◎緊急的な取り組み案の概要
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