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特集

「建材一体型太陽電池でエネルギー革命を」、ヘリオス・ニュー・エネルギーの崔CEOに聞く

メガソーラービジネス・インタビュー

2018/07/25 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 米カリフォルニア州で新築建物への太陽光パネルの設置が義務化されるなど、「建材一体型太陽光発電(BIPV:Building-integrated photovoltaics)」が注目されている。米テスラグループが「ソーラールーフ・タイル」を製品化するなど、技術開発も活発だ。中国市場でBIPV分野をリードしているヘリオス新能源科技有限公司(Helios New Energy Technology:ヘリオス・ニュー・エネルギー・テクノロジー)の崔永祥(Yong-Xiang Cui)CEO(最高経営責任者)と陳宗欣(Jack Chen)CMO(最高マーケティング責任者)にBIPVの将来性や同社の戦略などについて聞いた。

米加州で新築建物に設置義務

ヘリオス新能源科技有限公司(Helios New Energy Technology)の崔永祥CEO(右)と陳宗欣CMO(左)(出所:日経BP)
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「建材一体型太陽光発電(BIPV:Building-integrated photovoltaics)」の将来をどのように見ていますか。

崔 まず、太陽光発電は、数ある再生可能エネルギーのうち、世界的に最も普及が進んでいる分散型発電技術であり、今後も期待されています。中でも建物への太陽光パネルの搭載は、すべての国で政策的に推進されています。

 2018年5月に、米カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は、全会一致で新しい建築物に太陽光発電の設置を義務化する規制を決めました。これは全米で初めてです。この基準では、同州の戸建て住宅やアパートなどの新築住宅には、太陽光パネルを設置する必要があります。この新規制は2020年に実施される予定です。

 

 こうした建物への太陽光設置義務は今後、各国に広がっていくと見ています。建築物の構造体から最大限にエネルギーを獲得し、電力系統への依存を最小化するBIPVは、スマートな建物の主流となり、エネルギー革命を担う可能性があります。従来の大規模集中型の系統システムと統合されつつ、やがて主役になっていくでしょう。

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