会員企業の合計で「10GW」に

業界団体として影響力を高めるには、会員企業数や業界内での加入率(カバー率)が1つの目安になります。目標としている数値はありますか。

東原 現在までの賛同者は約150社で、これら企業の持つ太陽光発電所の出力規模は合計で数GWになります。今後、さらに会員を募り、加盟企業の発電所規模で10GWに達することを目指しています。国の掲げるエネルギーミックスの太陽光の目標が約60GWなので、10GWを越えれば、それなりの存在感を示せるのではと期待しています。

 といっても、事業用低圧太陽光の事業者など、相対的に規模の小さい発電事業者の加盟も増やし、さまざまな立場や視点から議論していきたいですし、発電事業者を支えてくる設計・施工事業者にも、積極的に参加を呼び掛けていくつもりです。

 これまで再エネ開発会社は、新規案件の発掘や建設では競争してきました。もちろんこれからも切磋琢磨していきますが、協力して互いに高めていく側面も重要になっています。そうすることで、再エネ事業の品質を向上させつつ、さらに拡大できればと思います。

 海外では、日本の太陽光発電所の品質は世界トップとの評価を聞くこともあります。現在では、「再エネの聖地」と言うと欧州ですが、将来的は、技術的にも量的にも、「再エネといえば日本」という評価が得られるようになればと期待しています。

一般社団法人・日本再生可能エネルギー事業者協議会(JSEC)の東原隆行代表理事
(撮影:清水盟貴)