日本の水上太陽光に期待

太陽光パネル単体の提供に留まらず、遠隔監視システムや架台システムなど周辺システムもパッケージで販売する「ソリューション戦略」を強化していますね。

高CEO 水上太陽光向けの「フローティングシステム(フロート架台)」や、太陽の動きを追う「追尾式架台システム」をパネルとパッケージで販売しています。これは、両者を最適に設計することで、発電所全体のシステム効率や信頼性が上がり、顧客にも大きなメリットがあるからです。

 特に日本では、水上太陽光の市場拡大が見込まれ、力を入れていきます。この分野では、両面ガラスタイプのパネルが有望です。裏面もガラスでカバーすることで防水性が高まり、長期的な耐久性が向上します。トリナ・ソーラーは、両面ガラス構造のパネルをいち早く量産化した企業でもあり、これまでの出荷量も世界トップです。

 水上太陽光向けパネルの出荷は、昨年までに全世界で170MWの実績があります。そのなかには、トリナ製の監視システムを導入し、クラウドでモニタリングデータを蓄積しているサイトも多くあります。それらのデータ分析では、陸上設置に比べて温度が3%低く、その結果、変換効率が上がり、発電量が1%向上することが確認できました(図1)。

図1●太陽光パネルと水上架台をパッケージで提供
(出所:日経BP)
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