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「独自の検査に合格したパネルしか採用しません」、デンケンの太陽光発電事業(page 4)

メガソーラービジネス・インタビュー

2019/02/06 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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――本社工場のメガソーラーには、発電所の入り口から敷地内の一部の範囲に、通路のように人工芝が敷かれています。こうした発電所は珍しいと思います。

 本社への訪問者が多く出入りする場所にあり、デンケンの太陽光発電所のショールーム的な役割も担っているため、雨の後などぬかるみやすい日でも訪問者が歩きやすくするために敷きました。

 この人工芝は、新電力おおいたと密接に連携しているJリーグ(日本プロサッカーリーグ)に加盟している大分トリニータの練習場で使い古されたものです(図4)。

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図4●本社工場敷地内のメガソーラーに敷かれた人工芝
(出所:日経BP)
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 地域に密着という事業の特徴から、地域新電力とプロスポーツチームは親和性が高く、お互いを補完できる関係を築きやすいため、Jリーグのチームと新電力が連携する例が増えてきています(エナリスと湘南ベルマーレによる湘南電力(神奈川県平塚市)の関連ニュース、スマートテックと水戸ホーリーホックによる水戸電力(茨城県水戸市)の関連ニュース)。新電力おおいたの場合は、チームの運営会社の大分フットボールクラブが新電力に出資するとともに、新電力がチームとスポンサー契約を結んでいます。

 子供のころからサッカーを楽しんでいたこともあり、「大分トリニータ」発足以降は、チーム運営のボランティアにも加わるなど、私生活でも熱が入っていました。こうした経緯もあり、ボロボロに使い込まれて新品に交換された後の古い人工芝を、太陽光発電所内を歩きやすくする用途に使わせてもらっています。

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