流木、ビート、泥水にまみれ、基礎から持ち上がる

 被災直後の2016年9月上旬に現地を撮影した際には、メガソーラーの外周を囲うフェンスのうち、氾濫流が押し寄せた場所はほぼすべて、泥や倒木、ビートやジャガイモにまみれながら倒れ、中には、基礎から引き抜かれているような場所もあった(図7)。

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図7●流木やビートなどが目立つ
被災後の2016年9月6日に撮影(出所:日経BP)

 フェンスで食い止められなかった氾濫流は、メガソーラーの敷地内に押し寄せた。敷地内に流れ込んだ倒木は、10m以上ありそうな、大きなものも多い。

 北海道のメガソーラーは、積雪に耐える構造とするため、他の地域に比べて、設置高を大きくとり、かつ、強固な架台が採用されている。その架台にも、人の背よりも高い位置まで、倒木や草木、ビートやジャガイモが付着していた。

 最も勢いの強い流れに遭遇したとみられる南から南西側にかけては、太陽光パネルに近い位置の架台が曲がったり、アレイ(太陽光パネルを架台に固定する単位)ごと損傷している部分まであり、氾濫流の威力を物語っていた。