トラブル

平屋の建物のような重厚な構造でも、吹き飛んだ太陽光パネル(page 2)

宮崎で、昨秋の台風24号による被災太陽光発電所を巡る・その5

2019/04/19 06:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 鋼材は、建物で使われているもののように重厚なだけでなく、錆び止めを目的とした溶融亜鉛めっきが施されているとみられる。

 似たような構造に、営農型の太陽光発電設備があるが、営農型でも、ここまで重厚な構造はまず見られない。

 今回の事業用低圧太陽光では、パネルの下は、人や自動車などは悠々と通り抜けられるだけの高さや幅がある。地面には、農業用をはじめとするさまざまな機器が置かれている(図3)。

下にはさまざまな機器や遊具などが置かれている
(出所:近隣地域の住民)
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 この状況から推測すると、隣の作業場には収まりきらない機器を置くため、倉庫のように使われているように見える。太陽光パネルは、発電とともに、屋根材のようになり、倉庫の簡易な雨よけになっているのかもしれない。

 太陽光パネルは、少し隙間を空けて並んでいるので、隙間から雨水は垂れてくるが、この目的であれば十分な雨よけになる。ほぼ隙間を空けずにパネルを並べているのは、パネルの低部側に、集中して雨水が流れ落ちることを防ぐ目的がある可能性もある。

 安全に十分に配慮しているように見える構造で、下を倉庫のように使うという、太陽光発電の新たな活用の姿の一つと捉えることができそうな例となっている。

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