探訪

「火山灰、出力抑制、パネル位置の変更」、霧島のメガソーラーの4年半(page 2)

10月に雑草を抜き、翌年の育成を抑制

2018/12/11 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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住宅地用の設備を避けながら設置

 メガソーラー用地として活用したのは、ロイヤルシティ霧島妙見台全体の約80haの敷地全体のうち、約11haを占める区域である。このうち、太陽光発電設備を設置したのは、約3haとなっている。

 当初は、森林型の住宅地として分譲する計画だった土地の一部を活用した。道路や排水溝、上下水道や温泉の整備を終えた土地で、太陽光パネルが並んだ場所の地面には、上下水道や温泉を引き込むためのマンホールが見える(図2)。

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図2●温泉や上下水道の引き込み用マンホール
下の2枚は建設時のもので、完成時には砕石に覆われた防草シートの一部が見える(出所:日経BP)

 こうした設備を避けつつ、太陽光パネルを最大限に設置した。また、部分的に起伏があるため、杭の深さを変えることで、横方向の列ごとに、パネルの高さを合わせた。

 施工時には、整備済みの道路を活用して発電設備を設置できる利点もあった。

 太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。パネルや架台を支える基礎には、大和ハウスグループ独自の鋼管杭工法「D-TEC PILE」を使っている(図3)。

図3●大和ハウスグループの鋼管杭工法を採用
建設時の様子(出所:日経BP)
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 DREAM Solar 霧島妙見台は、2014年6月に売電を開始し、約4年半が経過した。

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