2種類のパネルとPCS

 設計は、自社で設計する場合のほか、外部に委託する場合もある。発電設備については、開発する発電所ごとに、国内の大手メーカー数社の製品を比較して、その発電所の条件に合った候補を絞り、性能や信頼性、価格などから総合的に判断して選んでいるという。

 友部駅・内原駅間のメガソーラーの場合は、第一発電所と第二発電所で異なる発電設備を使い分けている(図4)。

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図4●異なるメーカーの発電設備を導入
左はシャープ製の太陽光パネル、右はソーラーフロンティア製のパネルとTMEIC製のPCS(出所:日経BP)

 第一発電所は、太陽光パネルがシャープ製、PCSは富士電機製、第二発電所は、パネルはソーラーフロンティア(東京都港区)製、PCSは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 太陽光パネルの設置角は、いずれも10度を基本とする。ただし、第一発電所のシャープ製パネルは、一部を20度に傾けている。

 売電を開始してから、約3年半が経過した。これまでの発電状況は、当初の予想発電量よりも10~20%上振れし、おおむね順調に推移している。第一と第二の太陽光パネルの違いによる発電量の差は、ほぼ感じていないという。また、現在のところ、大規模な修繕なども行っていない。