埼玉県東松山市にある出力1.5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が、「ナカノフドー東松山メガソーラー」である(図1)。発電所名にある通り、ナカノフドー建設が発電事業者となる。

図1●出力1.5MWの「ナカノフドー東松山メガソーラー」
建設用の機材や資材の供給拠点跡を活用した(出所:ナカノフドー建設)
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 同社は、明治18年(1885年)に創業された中野組を祖とする。創業当時は石材による土木建築工事を強みとし、日本橋や国会議事堂、旧・帝国劇場などを手掛けたことでも知られる。その後、不動産開発などにも取り組み、総合建設業に発展させてきた。

 東松山市のメガソーラーは、同社が「機材センター」として活用してきた土地に設置した。1987年に土地を取得し、東京周辺で手掛ける建築現場などに、機材や資材を供給する拠点として運営してきた。

 機材センターの運用には、課題があった。リース会社に比べて、供給できる機材や資材に限りがあること、さらに、交通アクセス上、機材や資材を供給できる地域が限定されることだった。

 こうした理由から、機材センターとリース会社の両方を活用し、東京周辺の建設現場で使う機材や資材を賄ってきた。機材センターの稼働率の向上には限りがあることから、他の事業などによる資産の有効活用などを模索しはじめた。