池の選定基準

 二川工業製作所では、いくつかの基準で太陽光発電所の開発先となる池を選定している。定期的に水を抜くことがなく、安定して太陽光パネルを浮かべられること、池底が15度以上に傾斜している場所の上にはフロートを浮かべないこと、池の面積に対して、太陽光パネルやフロートの占有率が30%未満に抑えられること、その上で、事業性を満たせることである。

 例えば、池の底まで浅すぎる場合、太陽光発電所の設置には向かない。フロートを安定的に浮かべることが難しいほか、盗難の恐れがある、水温が上がりやすくアオコが発生しやすいなどの理由がある。

 美樹工業によると、兵庫県のため池の水面を借りる上で、利点となっているのが、二川工業製作所の地域貢献の姿勢だという。池の周囲の草刈りを担うなど、地域からの要望を多く受け入れている。

 電気主任技術者は、当初、関西電気保安協会に委託する構想だったが、水上の案件は受託していないことから、個人の有資格者に委託している。