探訪

パネルの気泡とフン、接続箱の過熱、甲府の倉庫上メガソーラーの6年(後)

ファンの故障はメーカーがすぐに対応

2019/05/28 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 山梨県甲府市にある「甲斐の国メガソーラーステーション」は、倉庫の屋根上を活用した、出力約1MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)である(図1)。

図1●甲府市にある倉庫の屋根上を活用
(出所:斉藤倉庫)
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 売電をはじめた2013年6月以降の約6年間に、「断熱効果による空調費の削減」、「台風の強風時に発揮した堅牢さ」、「想定外の大雪」など、さまざまな事象に遭遇した。これらは前回、紹介した。

 いずれも、事業計画の策定時には想定していなかったもので、歴史の新しい太陽光発電、それも、大規模施設の屋根上を活用した発電所に特有のものが多く、国内各地の屋根上太陽光にとって参考になりそうだ。

 甲府の屋根上メガソーラーは、この倉庫(以下、甲府倉庫)を開発・運営している斉藤倉庫(東京都調布市)が発電事業者となっている。中央自動車道・甲府南インターから石和方面に抜ける国道140号(笛吹ライン)に近接している甲府倉庫の屋根上に、4354枚の太陽光パネルを並べた。

 

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